#04 Course Mentenance

コースメンテナンス職インタビュー

Interview-01

グリーンキーパーにとっての良い結果とは?
お客様に喜ばれるコースづくり。その答えはひとつではない。

コースメンテナンス職 グリーンキーパー

小島 隆光

グリーンキーパーにとっての良い結果とは?
お客様に喜ばれるコースづくり。その答えはひとつではない。

グリーンキーパーの仕事はコースメンテナンスの従業員をまとめ指揮を執り、ゴルフコースを守り維持すること、生長する芝生や樹木のクオリティを保ち、常に安定して美しい状態にしておくことです。ゴルフコースも従業員も共に成長するおもしろさもあります。 ゴルファーにとっていい芝生とは何だと思いますか?

お客様はとても上手な人から初心者の方までたくさんいます。全員に喜んでもらえる芝生の状態が一番いいですよね。一般の方がプレーをして気持ちよくスコアの出せるコースの中に、簡単では物足りないので仕掛けを作ったりもします。トーナメントが行われる時には、トーナメント仕様に状態を調整します。

グリーンキーパーにとっての良い結果って、ゴルフコースをいかに美しい状態にするのかではなく、お客様が満足したかどうかが最優先です。この業界に入ってからゴルフを始めましたが、ゴルフはずっとうまくいられるように心掛けています。プレーヤーとしてもゴルフに親しんでいるからこそ、キーパーの腕も信用してもらえるので。

芝の状況だけでなく見た目でプレッシャーに与えられる森林作戦など、コース戦略におもしろ味を感じてもらえるようコースを作りったり、コースづくりのアイデアは考えれば考えるほど無限にでてきます。本当におもしろいですよ。

自分の成長のためにも会社の成長のためにも
部下を育てることも意識しています。

チームに例えると、グリーンキーパーは監督、部下は選手です。広大なゴルフコースの管理はチームで行っています。個々の力よりもチームワークが大切。彼らが気持ちよく働けるよう計画を立てて、一番ストレスなく作業できるのはどんな方法か?を常に考えています。

それが質の高いゴルフコースの仕上がりにつながり、お客様の満足という結果につながり、集客にも効果が出る。ゴルフコースの良さは会社の成長にも直結するので、そこに対する責任はすごく大きいです。

自分の知見はさらけ出して、どんどん教えていく。理解してもらった上でどういう力を発揮してくれるのか?を期待して教育しています。やらされるよりは自分でやった方が絶対楽しいです。それに、部下が力をつけてくるからこそ、自分も圧倒的にグリーンキーパーでいれるよう成長し続けることができます。

コース管理はやったらやった分だけ結果が出ますし、信和ゴルフはしっかりと評価してくれる会社です。社長や経営陣の方が実際にゴルフ場に来て話すことも多い。ゴルフ場づくりの思いをとても近くに感じられるので、いいコースを作ろうという思いも奮い立ちますね。