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No.29第2回男女ペアマッチコンペ
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男女ペアマッチコンペ優勝田邉・西本ペア
開催日11月3日(月)  開催コース 信楽カントリー倶楽部杉山コース
ご夫婦・ご友人との絆がさらに深まるコンペ

ゴルフを通じてご夫婦・ご友人との絆をさらに深めていただくことを目的とした「男女ペアマッチコンペ」が11月3日、信楽カントリー倶楽部杉山コースで開催されました。 昨年同様、受付開始から数日で定員になるほどの人気ぶり、さらに参加ペアの半数がリピーターという何度も参加したくなるプログラムです。

朝のスタートホールで私たちスタッフが待機していると、なんともにぎやかな話し声が聞こえるカートが近づいてきます。「天気がいいのは日頃の行いのおかげだな」「杉山コースも久しぶりね」と、スタート前のワクワク感が私たちにも伝わってきます。ひと呼吸つきルール説明がはじまると、参加者の表情が普段の競技よりも真剣なものに変わります。その理由は、ペアマッチ独特の競技方法にあるようです。採用している「スクランブル方式」は、ペアのそれぞれがティショットを打ち、セカンドショット以降はその中からチームとしてのベストボールを選択し、その地点から2人が打ち、これをカップインまで繰り返します。普段、あまり競技に参加されない女性陣は説明についていくのが大変そうです。そこで頼りになるのが男性陣。複雑なルールもボールとクラブを使って分かりやすくレクチャーし、冗談を言う余裕まで見せる男らしさを発揮していました。

スタート時写真
ペアで力を合わせての戦いは嬉しさも悔しさも2倍
ゴルフプレー写真

朝一番のティショット。緊張の1打目は男性陣から打っていきます。パートナーの前でいいところを見せたいこの場面で、多くの男性陣が快音を響かせていました。満足のいかないショットを打たれた方は、さぞ残念な表情をしているのかと思いきや、むしろ余裕の表情をされています。それもそのはず、西コース1番ホールはレディースティがレギュラーティに比べて100ヤードも前にあり、女性のティショットがセカンドショットに採用される可能性が極めて高いからです。「このホールのティショットは君に任せた!」と無邪気な表情を見せながら、仲睦まじくスタートして行かれました。

2打目以降は各ペアさまざまな作戦でコースを攻略していきます。先に女性に打たせて、プレッシャーのかかる2球目を常に男性が打つペアや、男性が先に果敢に攻めて、失敗したら女性が2球目を手堅く運ぶペアなど、残りの距離やライの難しさ、ハザードの影響などを考慮して、その都度、2人で相談しながら攻めていきます。 ペアのテンションが特に盛りあがるのがグリーンまわりからカップインにかけてです。飛距離ではなく繊細なタッチが必要とされるので、男女関係なくペアの窮地を救う場面に遭遇します。カップを狙った男性のボールが大きくオーバーしてしまった後、1球目のラインを参考にして女性が見事にカップイン。2人が満面の笑顔で顔を見合わせた後、気持ちの乗ったハイタッチで喜びを分かち合っていました。
だからといって、いつもうまくいくとは限りません。セカンドショットがグリーンをオーバーし、奥のラフへ。そこからアプローチでしっかり寄せたい場面。先に打った女性が「ちゃっくり」。続く男性は、同じミスをしまいと慎重になりすぎて、なんと「ちゃっくり」。険悪になってもおかしくない場面ですが、2人は顔を見合わせて大笑いします。嬉しさも悔しさも2倍になるペアでの戦いでは、いつも以上に表情豊かな会員様の一面が見られます。

ふたりの絆の結晶!優勝スコアはなんと66!

競技終了後にはコンペルームで表彰パーティが行われました。ペアで力を合わせた競技の結果、田邉鉄雄様(シンワ倶楽部)と西本久美子様(ジャパンクラシックカントリー倶楽部)ペアが西コース33、北コース33の合計66ストロークというプロ顔負けのスコアで優勝を飾りました。競技方法が特別なら、賞品やその渡し方も一味違います。昨年も好評だった「秋」にテーマを絞った賞品は、今年はさらにパワーアップ。「食欲の秋」には全国96箇所の厳選レストランから選んで使えるペアお食事券を、「実りの秋」には種もなく皮まで食べられるシャインマスカットと今が旬のブランド梨を、その梨にちなんだ「ふなっしーな秋」には梨の妖精ふなっしーのヘッドカバーとパターカバークリップなど、さまざまな賞品を優勝者から順に選ぶことができます。

優勝の田邉様・西本様ペアは「実りの秋」を選択。優勝スピーチで田邉様が「プレッシャーのかかる場面でもなんとか期待に応えられました」と控えめにコメントすると、西本様は「『このパターを外したらどうなるか分かってるよね?』と彼を激励していました」とコメント。どちらがチームをリードしていたのか一目瞭然の一言に、会場全体はどっと沸いていました。恒例の「ベストカップル賞」には、緊張する朝のスタートティでもっとも笑顔を絶やさずお互いの気持ちをほぐしあっていた、香取様ご夫婦(信楽カントリー倶楽部)が選ばれました。香取様は「いつもはへらへらしていて怒られるんですが、今日はその笑顔が功を奏しました」、奥様は「楽しくラウンドできてほんとにいい一日になりました」とうれしそうに語っていました。

窮地に陥ってもなんとかしてパートナーを救おうとがんばり、つらい時にでも楽しく励ましあいながらプレーする姿に、参加されたすべてのペアの絆が深まったことを確かに感じたプログラムでした。

表彰式の写真
信和ゴルフグループ