ゴールドプログラムホームページ
NO.26スクラッチゴルフ選手権
開催要項 レポートをみる 競技結果をみる フォトギャラリーをみる
シニアスクラッチ優勝者、ゴールデンバレーゴルフ倶楽部船岡登様
開催日7/26
信和ゴルフグループの会員NO.1決定戦

60歳以上の信和ゴルフグループ会員ナンバー1を決定する「シニアスクラッチゴルフ選手権」が9月20日、チェリーヒルズゴルフクラブで開催され、船岡登様(ゴールデンバレーGC)が116ストロークで初優勝を飾りました。

昨年から競技方法を27ホールに変更し、ますますタフになったこの大会。参加者は三大競技の常連や対外競技でも活躍するつわもの揃い。開催時期も年間でもっともコースコンディションが良い「クラブ選手権」の直前に合わせることで、頂上決戦にふさわしい舞台で熱戦が繰り広げられます。

スタート時写真
選手を悩ませたのは10フィートの高速グリーン
予選ラウンド写真

早朝のスタートホールには、大会のマザートロフィーとポスターが印象的に並べられ、スターターを務めるグループゴルフ場の支配人が出場選手を迎えます。トーナメントさながらにティオフ順に選手名がコールされ、選手は緊張のなかティショットしていきます。そのものものしい雰囲気に、後続組の選手やギャラリーがティグラウンドを取り囲み、スタートを見守っていました。

はじめの9ホールはホームコースのアドバンテージを活かし、チェリーヒルズゴルフクラブの会員様が上位を独占します。今年の「キャプテン杯」を制した岩田正憲様と昨年の「シニア選手権」を制した深野源三郎様がトップを走り、1打差で山本誠二様と松村建治様が続きます。昨年大会で3位に入賞された船岡登様(ゴールデンバレーGC)もトップと1打差の好位置につけ、3連覇がかかる足立元造様(ゴールデンバレーGC)はトップと4打差のゆっくりとした立ち上がりを見せます。

決勝ラウンドでは体力と集中力が勝負を分ける

続く9ホールは、谷越えのホールが多いことで苦手とする会員様の多いプリンスコースです。ここで試合が動きを見せます。クィーンコースで2番手に甘んじていた船岡様が、1ボギーの37でトップに踊り出ます。逆転された岩田様は41ストロークでトップと3打差。山本様は40ストロークでラウンドし、岩田様と並びトップを3打差で追いかけます。前半調子が出なかった川島武夫様(シンワ倶楽部)はプリンスコースを39でラウンドし、逆転圏内のトップと4打差まで詰め寄ります。この時点で優勝争いはこの4名に絞られました。

最後の9ホール。逆転を狙って強気で攻めるしかない山本様と川島様は、キングコース1番ホールで幸先よくバーディ発進。しかし、気力と体力に疲れが出てスコアが伸ばせません。山本様は41ストローク、川島様は42ストローク、岩田様は43ストロークと爆発までには至らず、船岡様のホールアウトを待ちます。結果、船岡様はキングコースを38でラウンド、2位に6打差をつける大差で初優勝を手にしました。足立様はデフェンディングチャンピオンの意地を見せ、キングコースを41でラウンドし、5位まで挽回しました。

決勝ラウンド写真
並みいる強敵を抑え大会史上初の連覇を達成
表彰式写真

ホールアウト後に行われた表彰式では、「会員ナンバー1」の称号を得た船岡様にマザートロフィーとオリジナルネームタグが授与されました。
優勝スピーチでは「同伴者に恵まれ、今日はいいゴルフができました。次も勝てるようにがんばります。」と控えめに語った船岡様ですが、実はとんでもないハードスケジュールの中、本大会に出場されていました。15日にチェリーヒルズゴルフクラブで開催された「R・T・ジョーンズUカップ」に出場。その後、JGA主催「日本スポーツマスターズ全国大会(埼玉県・霞ヶ関CC)」に兵庫県代表として出場し18・19日を戦い、その後関西に戻り本大会に出場されていたのです。疲労困憊の状態で、最後のキングホールでベストスコアをマークした船岡様のタフさに脱帽です。

船岡様の名前が刻まれたマザートロフィーは、栄誉を称え所属倶楽部であるゴールデンバレーゴルフ倶楽部に1年間展示されます。 大会創設から3年連続でゴールデンバレーゴルフ倶楽部に持ち帰られたマザーカップ。来年はこのマザーカップをめぐり倶楽部の威信をかけたさらにきびしい戦いが繰り広げられるだろう。

信和ゴルフグループ