めざせエージシュート!シニア年齢ハンディコンペ
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いつもとは一味違った趣向でゴルフを楽しめるのが、ゴールドプログラムのエンジョイライン。「めざせ!エージシュート」が合言葉のこのコンペは、「自分の年齢を持ちハンディとして競う」なんとも珍しいアンダーハンディ戦です。普段のコンペでは飛距離に勝る若い人がどうしても有利。しかし、このコンペでは、60歳以上の会員様だけが参加でき、しかも年上の方ほどより多くのハンディが与えられるので、どなたにも平等に上位入賞のチャンスがあります。
今回の参加者の平均年齢はなんと70.5歳! かつて三大競技で数々のタイトルを獲得した方、「エージシュート」をこれまで40回も達成している方など、その顔ぶれはさまざまですが、特徴的だったのは、新たな同世代のゴルフ仲間を探しに、親睦を求めておひとりで参加されている会員様も半数ちかくいらっしゃったことです。
コンペとはいえ、スタートホールのティグラウンドでは多少の緊張感と緊迫感が漂うもの。ところが、今回に限ってはそれとはまったく無縁で、参加者同士で冗談を言いあったり、スターターを務める若いスタッフと楽しく会話をしたり、60歳の同伴競技者に「君は一番の若手だから優勝は間違いないね」とプレッシャーをかけたりと、笑いの絶えない和やかな雰囲気でした。
しかし、さすがはゴルフ歴30・40年を越す百戦錬磨のゴルファー達です。自分のティショットの番になり、いざアドレスに入ると集中力を一気に高め、力みの抜けた卓越したスウィングで、いとも簡単にフェアウェイにボールをキープしていきました。前日からの雨でフェアウェイがぬかるみ、ときおり雨が激しく降る決して良好とはいえないコースコンディションにもかかわらず、参加者の皆さんは雨を言い訳にすることもなく、元気に溌剌とプレーされていました。
ホールアウト後の表彰式では、ネットスコア30や20といった数字が次々と読み上げられていきます。なんとも聞き慣れない数字に、戸惑いと不思議な感覚を覚えたのは私だけでしょうか…。 トップテンの発表に入り、7位からついに一桁ネットに突入すると、会場にはどよめきがはしりました。そしていよいよトップ3の発表です。栄えある優勝はグロス83、ネット3でラウンドした大田昌載様(ジャパンクラシックCC)。そうハンディが80ということは、なんと御年80歳。最高齢での参加にして、多くの若手!?を敗って、見事に栄冠を手にしました。続く1打差の準優勝には、グロス78、ネット4で坂田弘様(信楽CC)が、第3位には65歳にしてグロス70と2アンダーでラウンドした上田正治様(信楽CC)が入りました。
優勝した大田様は、副賞の「こしひかり」を受けとると、「同伴競技者のおかげです」と控えめにスピーチ。その後、仲間が待つ席に戻り祝福をうけると、ひときわ笑顔でそれに応えていました。
開催前にはまったく優勝スコアが予想できなかったこのコンペ。結果的には首位から4打差のなかに6名がひしめく大接戦となりました。お天気がよければ「エージシュート」達成者も複数名でていたかもしれません。雨をもろともしない皆さんの元気なプレーを見ていると、ゴルフというスポーツがいかに健康に良いか頷けます。