信和ゴルフグループの「会員ペアナンバー1」を決めるダブルスゴルフ選手権。昨年は日本最高コースレートを誇るゴールデンバレーゴルフ倶楽部で開催、2012年大会はLPGA認定コースとして知られる信楽カントリー倶楽部田代コースに舞台をうつし、まだ桜が咲き誇る4月25日に開催されました。
 今大会にも西はゴールデンバレーゴルフ倶楽部、東は瑞陵ゴルフ倶楽部から総勢20ペア40名がエントリー。普段は土日にしか運行されない打球練習場への送迎バスも、この日は選手のためだけに動かされ、選手たちはペア同士でスウィングを入念にチェックしながら練習に励んでいました。
ティグラウンドでは公式競技さながらにスターターによる競技説明が行われ、各ペアともいつもより少し緊張した面持ちでティオフしていきました。自分のボールでプレーし、ホール毎に良いほうのスコアを採用するフォアボール方式で行われるこの競技では二人のチームワークが問われます。
 前半9ホールで飛び出したのは、信楽カントリー倶楽部会員の木下裕介様・川畑秀雄様ペア。インコーススタートの出だし10番ロングホールで川畑様がバーディを奪うと、続く11番のショートホールでは木下様がバーディを奪い絶好のスタート。その後も安定したゴルフでパーを量産し、前半を1アンダーの35で折り返しました。1打差で谷村浩志様(シンワ倶楽部)・川ア正太郎様(ゴールデンバレーGC)ペアが続きます。
 後半に入り猛チャージをかけてきたのが、同じく信楽カントリー倶楽部会員の鈴木基久様・松岡裕導様ペア。前半はひとつもバーディが奪えず39と苦しい展開ながらも、後半は1番から4番ホールまで怒涛の4連続バーディを奪い、同じ4ホールを2ボギーとした木下様・川畑様ペアに2打差をつけて一気に逆転します。その後、木下様・川畑様は6番ホールでバーディを奪い、イーブンパーの72で先にホールアウト。その2組後ろでラウンドしていた鈴木様・松岡様ペアは、5番ホール以降も無難にパーを重ねて、1打のリードを保っていよいよ最終ホールへ。ここでドラマが生まれます。池越えで打ち下ろしの9番ショートホールを、後半はじめてとなる痛恨のボギーとし、2ペアが通算72で並んでホールアウト。競技規則(インコースのマッチングスコアカード方式)により、木下様・川畑様ペアが見事逆転で優勝を果たしました。表彰式では「チャンピオンズタグ」が2人に授与された後、優勝スピーチが行われ、川畑様は「スタートホールでバーディが取れてよかった。その後は若い木下さんのおかげ」、一方の木下様は「最初にバーディを決めてもらって気持ちが楽になった」とお互いを称えあっていました。過去2回の大会に出場するも、いずれも満足のいくスコアが残せず悔しい思いをしてきた川畑様。長年慣れ親しんだホームコースでの開催という最大の「アドバンテージ」を武器に、3度目の挑戦で見事、「会員ペアナンバー1」の称号を手にしました。
偶然か、必然か、過去3大会ではホームコースの会員様が優勝しています。来年、このジンクスを打ち破るのはあなたかもしれません。