黄金色の葉をつけるアメリカンフー、真っ赤に色づくメタセコイアなど、ゴルフ場名の由来になるほど美しい色づきをみせる秋の「ゴールデンバレー」。この絶景をカメラに収めたくてウズウズしているカメラ好きの会員様の欲求をかなえるプログラム「プロが教える!ゴルフ場絶景撮影講座」が11月12日に開催されました。
 昨年7月に行われた第1回講義の最後に、会員様がふとこぼした「次回は紅葉の時期に」という言葉にお応えし、2回目となる今年は紅葉シーズンでの開催となりました。今回も、「信和ゴルフグループが開催するものなら、一般の講座より安心して参加できるから」「1年前に息子からプレゼントされたカメラを眠らせたままだったので、この機会に勉強しようと思って」「最近ゴルフを控えていますが、夫が景観を絶賛するゴールデンバレーの風景をカメラで撮ってみたくなりました」などさまざまな理由でご参加いただきました。
 室内講義の教室は、最終18番ホールを一望できるレストランホールの特等席をご用意。講師は前回に引き続き、ゴールデンバレーゴルフ倶楽部を数年にわたって撮影し、季節や時間ごとの絶景スポットを熟知しているプロカメラマンの小平尚典氏。ゴールデンバレー設計者のロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア氏の設計思想や、今年5月に取材で訪れた際の米国PGAツアー「ザ・メモリアルトーナメント」の様子などを交えながら、風景写真で重要な「空気感」「距離感」「光」の3つの要素をうまく写真におさめるポイントをていねいに講義していきます。
 ひとしきり室内講義を終え、紅葉で美しく彩られたコースを撮りたい欲求にかられた一行は、この時期もっとも木々の色づきが映える「7番・8番ホール」へ向かいます。休場日で貸切状態のコース内では、プレー中は球が行ってくれるなと思うような林の中やグリーン裏まで、自分だけのベストスポットを探すため時間を忘れて縦横無尽に歩き回ります。
 小平氏は、カメラの扱いに慣れていない参加者のために「ピント・露出・ホワイトバランス」をベストの設定変更して手渡したり、プロさながらの一眼レフをお持ちの上級者にはアングルの相談を受けるなど、レベルに合わせた的確なアドバイスをその場で行います。参加者からは「露出を下げると雰囲気のある写真になりますね!」「逆光気味で撮ると立体的に撮れました!」など感嘆の声と笑顔が溢れていました。
 撮影に没頭した後は、クラブハウスに戻ってランチタイムです。コースに出る前は緊張していた様子の皆様も、この頃にはすっかり打ち解けて、ゴルフ談義・カメラ談義に花が咲いていました。小平氏が過去に撮影したゴールデンバレーの絶景を肴に、「迫力のある写真を撮るためには広角レンズで撮影した方がいいでしょうか?」「普段のラウンドで見たことのない角度からのカットですね!どのあたりから撮影されたんですか?」と自分の写真に活かそうと研究に余念がありません。
 ランチタイムを終えた午後からは、メタセコイア並木が美しい「13番ホールのグリーン裏」へ向かいます。撮影を始めて少しした頃に、突然の雨に見舞われたためコースでの撮影は打ち切りとなりましたが、クラブハウスへ戻る移動中もファインダーをのぞき見て、教わった撮影のコツを自分のものにしようと次々とシャッターを切っていました。
 教室に戻ると、このプログラムでしか味わえない「プロの意見が聞ける」品評会が始まります。コース内でたっぷりと撮影した写真の中から特によく撮れた写真を選び出し、順番に大型モニターに映し出されます。小平氏から「グリーン裏からのいいアングルですね。もう少しコントラストを上げた設定にするともっとよくなりますよ」「フィルターを使ったダイナミックでドラマチックな写真ですね。1脚を利用されていたのでピントもバッチリですね」と、いい点と改善点が指摘されます。参加者同士でもそれぞれの撮った写真がどうやって撮られたのかが気になり、「この場所は気付きませんでしたよ」「どこのカメラを使われてるのですか?」と次々と質問が飛び交い、品評会がいつしかカメラの悩み相談会に。フィルターの使い方や、写真のレタッチの方法、旅行先での撮影方法など質問が尽きることはなく、予定時間をオーバーするほどの盛り上がりのなか講座は終了しました。
 参加者からは「次の開催はいつですか?」「先生に教わった設定できれいな紅葉が撮れました!」「皆さんとゴルフやカメラの話ができて本当に楽しかったです!」などのお声をいただき、笑顔の中の解散となりました。