ゴルフを通じてご夫婦・ご友人との絆をさらに深めていただくことを目的とした「男女ペアマッチ」が11月4日、チェリーヒルズゴルフクラブで開催されました。                        ペアマッチなので当然のことながら、鮮やかなゴルフウェアに身を包んだ女性ゴルファーが半数を占め、かつてない華やかなプログラムとなりました。競技方法はペアの協力と相性が要求される「スクランブル方式」を採用。ペアそれぞれがティショットを打ち、セカンドショット以降はその中からチームとしてベストボールを選択、その地点から2人が打ちこれをカップインまで繰り返します。

 スタートホールのティグラウンド。いつもなら一日で最も緊張感に襲われる時間ですが、この日ばかりは気のおけないパートナーが一緒とあって、楽しい会話とはじけるような笑顔にあふれ、やわらかい空気に包まれます。会員様の表情が、私たちが知っているいつもの顔よりも優しく見えました。とはいえ、女性にとって競技はなかなか慣れないもの。スターターによる競技説明が始まると、まるで学生時代の朝礼に出席しているかのように手足が指先までピンと伸び、緊張に包まれている様子。さらに、はじめて体験する競技方法とあって、説明を聞いても??? そこで頼りなるのが男性陣。緊張をほぐそうジョークをとばし、複雑なルールについてもボールとクラブをつかって実践的にレクチャー、ティショットでは女性に負担はかけまいと、ほとんどの男性陣が改心のショットでスタートしていきました。セカンドショット以降もアドレスの向きや狙い目、ショットのアドバイス、「力を抜いて。失敗しても俺がカバーするから」といった言葉での励ましなど、女性陣を完全エスコートしていました。 女性陣はパートナーの男性を完全に頼りにし、いつも以上に頼もしい目でパートナーを見つめていました。企画者(男)の思惑どおりです、前半までは・・・。 

 試合はというと、フロントナインを終わって3組がトップで並ぶ大混戦。しかも、想像以上のハイレベルな戦いとなり、スコアは33というから驚きです。ランチ中もさぞかしおだやかな雰囲気につつまれているのだろうと、レストランをのぞいてみる、「あなた、お昼からは頼みますよ!」の女性の声に、男性の「はい…。」の返事。雲行きがあやしいペアも何組かみられました。 

 「負けたくない」「1打でもいいスコアであがりたい」と思うのがゴルファー心理。そこに男性も女性もありません。後半にはいると、女性の男性に対するプレッシャーがますます高まっていきます。それは、「頼りにしている」という気持ちのあらわれだと理解しておきます。そのプレッシャーを力に変えたのか、ルールに慣れてきたのか、バックナインはバーディ合戦がさらに加速していきます。まず、星山一也・華子ご夫妻ペア(信楽)がトータル68(33・35)でトップにおどりでます。ところが続く8組目の吉積知典様・矢田栄子様ペア(滋賀)が最終パー5で渾身のバーディを奪い、トータル67(33・34)で逆転、最終組のホールアウトを待ちます。今年の「ダブルスゴルフ選手権」との二冠の偉業達成かと思われた矢先、最終組の正木保行様・山本清美様ペア(ゴールデンバレー)が後半を5バーディ・ノーボギーの31でホールアウト。通算64ストロークという夢のようなスコアで優勝を勝ち取りました。

 競技終了後には、コンペルームで表彰パーティがおこなれました。競技方法が特別なら、賞品やその渡し方もひと味違います。賞品は7つの「秋」をテーマに用意されました。たとえば、「食欲の秋」賞として京都・ホテルオークラの伝統アップルパイが、「実りの秋」賞として12種類の新米が色とりどりの風呂敷で包まれた「十二単満開」、「読書の秋」賞として「ゴルフ雑誌レジーナ・チョイスの年間購読」など色とりどり、優勝者から順に好みの賞を選ぶことができます。   

 優勝の正木様・山本様ペアは「行楽の秋」賞の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのペア招待券」をチョイス。優勝スピーチで正木様は「普段は対外試合にでることが多いが今年は結果を残せていなかったので、この大会で優勝できて嬉しいです。」、山本様は「数十年ぶりにチェリーヒルズをラウンドしましたが、とにかく難しくて一打一打を集中して打ちました。」と喜びの声を聞かせてくれました。残念ながら賞にあたらなかった方には、カラフルなマカロンをお持ち帰りいただきました。 パーティ終了後には、参加した皆さんから「楽しかったよ」という声をたくさんいただきました。見ているスタッフたちも幸せになるような、ほんとうにあったかい良い雰囲気のプログラムになりました。少し気が早いですが、来年以降のシリーズ化決定です!