60歳以上の信和ゴルフグループ会員ナンバー1を決定する「シニアスクラッチゴルフ選手権」が9月23日、信楽カントリー倶楽部杉山コース(6600ヤード・パー72)で開催され、昨年覇者の足立元造様(ゴールデンバレーGC)が並みいる強敵をおさえ大会連覇の偉業を達成しました。

 今年から競技方法が27ホールに変更され、ますますタフになったこの大会。もちろん特設ティやドロップエリアの使用も認められません。また、数週間前に来年の男子ツアー出場権をかけて争うJGTOセカンドクォイファイが開催されたとあって、グリーンスピードはこの時期では異例の10フィートを記録。頂上決戦にふさわしい戦いの舞台が用意されました。 大会受付とスターティングホールにはディフェンディングチャンピオンの栄誉をたたえて、足立様の顔写真と氏名が刻印されたマザーカップがディスプレイされ、それをみた足立様本人は少し照れた様子。同伴競技者からは連覇へのプレッシャーをかけられるも、しきりに謙遜していました。

 はじめの9ホールで飛び出したのはその足立様。長時間運転の疲れやプレッシャーをものともせず1バーディ・1ボギーの36と、見事なゴルフを展開します。3打差で船岡登様(ゴールデンバレーGC)と竹添一也様(信楽CC)が続きます。足立様と船岡様が所属するゴールデンバレーゴルフ倶楽部は昨年の「関西インタークラブ競技決勝」で悲願の優勝を果たしました。2人はその時の代表選手。杉山コースをラウンドするのは久々という2人ですが、その実力はさすがです。 小休憩を挟んで、続く9ホールがスタート。トップを追いかける選手たちはバックナインにむけて足立様との差を少しでもつめておきたいところ、攻めのゴルフに転じます。その一番手はやはり船岡様、東コースを39でラウンド。信楽カントリー倶楽部の実力者・原田稔様も負けじと、北コースで39をマークし、足立様にプレッシャーをかけます。一方、追われる立場の足立様はというと、手堅く38をマークし、その差をさらにひろげました。

 18ホールを終えて、足立様が2位に4打差がつける独走ムード。インターバルを挟んで、一縷の望みをかけて、バックナインをスタートする選手達。ところが、秋晴れで照りつける太陽が選手の体力を奪い、スコアを崩す選手が続出します。船岡様は持病の腰痛が悪化し44、原田様も40とスコアを伸ばせません。そんななか脅威の追い上げをみせたのが、信楽カントリー倶楽部をホームコースとする久貝博司様。インタークラブ代表選手であり、昨年の「シニア選手権」のチャンピオンでもある実力者です。気力・体力ともに疲れがでてくるバックナインで39をマークし、トータル122ストロークで船岡様とならび、最終組の足立様のホールアウトを待ちます。結果、足立様は西コースを40でラウンド、2位に8打差をつける圧勝劇で大会連覇を果たしました。終わってみれば北・東・西の3コースすべてで、この日のベストスコアをマーク、一度も首位の座を空けわたすことのない見事な完全優勝でした。

  ホールアウト後に行われた表彰式では上位3名にトロフィーが贈呈されました。「会員ナンバー1」の称号を得た足立様にはマザートロフィー、オリジナルネームタグ、レプリカが授与されました。優勝スピーチでは「大会を連覇できてとてもうれしく思います。天気がよく、グリーンを中心にコースメンテナンスも万全で楽しくまわれました。これまで名門といわれるゴルフ場をたくさんラウンドしてきましたが、その中でも信和ゴルフグループのコースメンテナンスはプロフェッショナルで気に入っています。今日も、時期的にはグリーンスピードを早めるのが難しいときですが、とても早くて楽しかった。」と述べると、ともに戦った仲間から温かい拍手がおくられました。

 足立様の名前が刻印されたマザーカップは、足立様の所属倶楽部であるゴールデンバレーゴルフ倶楽部に一年間、展示されます。