信和ゴルフグループの「会員ペアナンバー1」を決定する「第4回ダブルスゴルフ選手権」が4月29日、アーノルド・パーマー設計のジャパンクラシックカントリー倶楽部キングコース(三重県)で40ペアが参加して開催されました。毎回、優勝スコアはアンダーパーと、ハイレベルな優勝争いが繰り広げられるこの大会。過去3大会はコースの隅々まで知り尽くした開催コース会員様ペアが優勝しています。そんななか、この「ジンクス」を打ち破って優勝したのが、滋賀カントリー倶楽部所属の吉積知典様・矢田栄子様ペア。通算2アンダーというプロ顔負けのスコアで見事「会員ペアナンバー1」の称号を手にしました。
毎回のことながら緊迫した空気が漂うスターティングホール。公式競技さながらにスターターによる競技説明が行われます。いつもはひとりで乗り切らなければならない「競技独特の緊張感」。この日ばかりは絶大な信頼を寄せるパートナーが一緒とあって、「ナイスショット!」「ドンマイ!」など、互いに声を掛け合いながらスタートしていかれました。喜び・悔しさ・プレッシャーを共有できるのがダブルス競技の醍醐味です。
アウト・インの2ウェイでのスタート。前半9ホールを終えてトップにたったのはインコーススタートの吉積様(滋賀CC)・矢田様(滋賀CC)ペア。距離の長い13番ミドルホールの残り170ヤード地点からのセカンドショット、吉積様が6番アイアンで放ったボールはなんとそのままカップイン。さらに、17番ショートホールでは矢田様が見せ場をつくり、バーディを奪取。1イーグル・1バーディ・ノーボギーという完璧な内容で3アンダーをマークしました。2打差で山田諭様(信楽CC)・前田修作様(信楽CC)ペア、3打差で谷村浩志様(シンワ倶楽部)・川ア正太郎様 (ゴールデンバレーGC)ペア、5打差で3ペアが追う展開となりました。バックナイン のスタート前、吉積様が「インはどのホールもピン位置がシビアだった。」というとおり、前半9ホールを終えて6位のペアまでは、トップの吉積様・矢田様ペアを除いてすべてアウトコーススタートのペアが占めました。「一人が攻め。一人が守る。」これがダブルス競技の正攻法であ り、おもしろいところ。毎回、二人での戦い方に慣れてくる後半に、スコアを伸ばす組が続出します。この日も、首位と6打差で折り返した瑞陵GC所属の小川毅様・鈴木大治様ペアは後半だけで4つのバーディを奪い33をマーク、吉積様・矢田様ペアに迫りました。逃げ切りたい吉積様・矢田様ペアは1番ホールでいきなりのボギー、続く2番でバーディを奪いすぐに取り返しましたが、3番で再びボギーと一進一退が続きます。結局、バックナインは4つのボギーを 叩くも3つのバーディで取り返し37をマーク。通算2アンダーという見事なスコアで後続組を振りきり「会員ペアナンバー1」の称号を手にしました。
勝負のカギはなんといっても13番のミドルホール。参加チームの平均スコアが4.83と、この日、最も難易度の高かったホールで、パーセーブどころか劇的なイーグルを奪取し、2つの貯金を作ったのが勝因といえます。ダブルスの戦い方を理解したうえで、2人の息もぴったりとあった見事な優勝でした。