エメラルド色に輝く自然の大池、秋に黄金色の葉をつけるアメリカンフー、日本一の難コース「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」は目を奪われるような景色があちこちに存在する絶景ゴルフ場としても知られています。この絶好の被写体を、カメラに収めたくてウズウズしているカメラ好きの会員様がたくさんいらっしゃるはず。そんな欲求をかなえるプログラム「プロが教える!ゴルフ場絶景撮影講座」が7月10日に開催されました。
 講師はゴールデンバレーゴルフ倶楽部を数年にわたって撮影し、季節や時間ごとの絶景スポットを熟知しているプロカメラマンの小平尚典氏。小平氏は世界中のゴルフ場を取材し各方面で発表、あのロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア氏の独占インタビューと撮影を手がけた経歴をもちます。
 この日の集合時間は午前10時30分。参加者の皆さんはずいぶん早くに到着し、先生や他の参加者と挨拶をかわし、「普段は孫ばかり撮っていますが、風景撮影も勉強したくて参加しました」「プレーでは3年ほど来ていませんが、ずっとこの景色を撮りたいと思っていました」などと、自己紹介をすませると、同じ趣味を持つもの同士、たちまちゴルフ談議がスタート。いつしか自然と講義もスタートしていました。
 午前中は室内講義が中心。風景写真で重要な「空気感」「距離感」「光」の3つの要素をうまく1枚の写真におさめるポイントや、ゴルフ場撮影に適したレンズやシャッタースピード、絞り値など機材や技術についてのアドバイスに、参加者の皆さんは感心しきり。また、日頃抱えているカメラに関する「悩み」や「疑問」に先生が次々と答え、一同に「うん!うん!」と大きく首をタテに振り納得顔。忘れないようにと熱心にペンを走らせていました。
 先生の講義を聞いて、ますます早く撮りたい欲求にかられた一行は、ランチ前に急遽18番ホールを撮影することになりました。腹ごしらえをすませて、午後からはいよいよ本格的な撮影のスタート。この日の天候は快晴で絶好のカメラ日和。撮影ホールは18番に匹敵する絶景を誇る「3番・7番ホール」です。今回、参加の皆さんはいずれも立派な一眼レフデジタルカメラを携え、シャッターを押す姿も先生が惚れ惚れするほどキマっていました。皆さんは、休場日でほぼ貸しきり状態のコース内を縦横無尽に歩き、時間を忘れて自分なりの絶景スポットを探しまわっていました。その間も先生はそれぞれの参加者の悩みをヒアリングしながら、個々のレベルに応じて的確にアドバイス、これほどまで実践的なカメラ講座はなかなかありません。
 コース内でたっぷり撮影した後は、再び室内に戻って品評会が行われました。撮影した画像が次々と大型モニターに映し出されると、1枚ごとに「雰囲気あるね」「いいアングルだね」など、最後までゴルフ談議がつきずあっという間にすべてのプログラムが終了しました。講義が終了した後も「もう1本レンズが欲しいけど何を買えばいい?」「孫のバスケットボール中の姿を撮りたいけど、必ずブレてしまう」など、先生への質問は絶えません。そして最後には、全員一致で「紅葉の時期にまた集まりましょう!」と約束が交わされ解散となりました。